そういえば、今年は2029年度 29?肉の年だ~って今気がつきましたW
以前に流行した熟成肉(エイジングビーフ) 僕としては外国種の牛肉では味が薄いので
アミノ酸を増やす意味では必要かと思いますが、日本には良い牛がいます、国産牛では
なく、黒毛和牛です、しかも僕らが使う但馬系血統牛、もちろん当店も枝肉のまま10日は
一時熟成します、死後硬直、余分な水分とばしです、
と言うことで以前は東京中勢以さんにお邪魔しましたが、今回はグリルドエイジングビーフ横浜
さんを視察です~
土曜日の閉店後にヘロヘロしながら行ってきました
え、ニューヨーク?っと思うでしょ~かっこいい~横浜です 笑
インテリア素敵でしたよ
ん~ここの熟成肉、カビが付いて無い、ただの寝かした肉?定員さんに聞いたら
甘いナッツ臭がしますよって言ってましたが、ん~しない~
今や真空パックでも長く置いて熟成(ウエットエイジング)なんて言う所もあるくらい
何でもあり、定義が無い熟成肉、本来ニューヨークスタイルはある一定の湿度を保ち
菌を長期にわたり付けるのがエイジングビーフですがこれも日本では定義がありません
これは知り合いの熟成室、ほら違うでしょ~カビ カビです
良いナッツの香りです、でも良い牛肉が重量がかなり減ります
周りのカビも取るので肉が60%位に、販売価格が高くなってしまいます
良い和牛は必要ありませんよ、普通に旨いですからね、それより良い牛探しが重要ですね
さー注文した肉が焼き上がり、僕はプロです、メニューにあるマニアックな部位を
オーダー(やな客)笑 マルカワ、クリ、バラ、内モモ、いずれも硬い部位です
定員さんに聞いたらいずれも、熟成したから柔らかいとの事です
いざ試食です 硬いですね 焼き方はブラック&ブルー(周りは焦がし、中は生)
中の温度はたぶん30度位ですね
中は30度程度では実はタンパク質が変化しないので味は出るはずがありません
レアでも50℃オーバーは欲しいですね
でもこの肉だと生っぽいから噛み切れましたけど、もう少し焼きを入れたら
さらに硬かったとおもいます
やはりステーキは 良い牛肉の柔らかな部位をレアより チョットだけ焼く
のが美味しいですね
でも今回も楽しい勉強会になりました
では また明日~